2013年10月26日土曜日

江戸小紋 -極型至芸-

ゑびす講・特別出品その4

重要無形文化財彫型染

縞を染める型紙は、大変高度な技術を必要とします。染める時に縞が動きやすく壊れやすいので、「糸入れ」といって、あらかじめ型地紙を2枚にはがし、重ねて彫ってからその間に絹糸を張り、ずれないように柿渋で張り合わせるという作業が施されています。この技術は大変稀少なものとなっています。
今回ご紹介する文様は、縞と鮫の二種類の型紙を使用した最も高度な技術を要する文様です。



伝統的工芸品・江戸小紋

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